カラーフィルター
カメラのレンズから光が入りCCDに照射され電気信号となります。
しかし写真は色情報や輝度情報を持ったものですよね?
画像とはいったい何なのでしょうか?
画像は画素と呼ばれるひとつの色情報をもった箱のようなものが集まってできています。
デジタルカメラの場合、画素数=CCDの撮像素子の数 です。
つまり上の図でしめしている□ひとつひとつがさまざまが情報を持ち、画を構成しているのです。
レンズから入った光は集光レンズフィルターを通過した後カラーフィルターを通過しCCDへと照射されます。
もともとCCDに光の色識別能力はないため、カラーフィルターを通して任意の色を光に与えます。
本来であればひとつの撮像素子にあたる光をRGBそれぞれにすることが望ましいですが
素子の大きさや特性などから難しく、一般的には下のカラー配列をもったカラーフィルターが使用されることが多いです。

この並びが最も一般的なBayer(ベイヤー)配列と呼ばれるカラー配列です。
しかし近年富士フイルムによりハニカム構造という八角形の撮像素子をもつCCDが開発されました。
ハニカム構造とはその名の通りHoneyCombなので蜂の巣構造とも呼ばれます。
撮像素子を八角形にすることにより通常のものよりも集光面積が広く
高感度、低ノイズ、高ダイナミックレンジを得ることができるCCDです。
CCDはさらに進化を続ていて富士フイルムが開発した最も新しい
スーパーCCDハニカムEXRは以下のような構造になっているそうです。

う〜ん。この配列にすることがなにが変わるのか。。。もはや素人にはわかりませんが
詳しく知りたい方は富士フイルムのサイトを参考にしてください(丸投げ
なにはともあれレンズを通った光はこのようなカラーフィルタにより色情報を付加されているんですね。