構図あれこれ
まず構図についてお話しましょう。
画面内のアイテムの配置やカメラの位置によって構図は変わります。
画を作るときの骨組みのようなものだと思ってください。
構図はいくつかパターンはあるもののの正解や間違いがあるわけではないです。
しかし同じシーンでも構図を変えるだけで印象をすごく変えることができるので
構図はいい画をつくるためのとても重要なポイントです。
ここではいくつかの構図のパターンをご紹介します。
水平構図

@グアム
水平構図は海と空のように空間を水平に分割した構図のことです。
垂直構図

@北海道
シンメトリー構図

@グアム
放射状構図

@北海道
水平構図+放射構図 です。
奥行きや距離感を表したいときによく使用されます。
斜め分割構図

@横浜
カメラの位置
ポジションとは撮影するときのカメラの位置のことです。カメラは基本低に地面と水平に構えます。
ハイポジションは脚立などにのり通常の目線の高さより高い位置から撮影することです。
アイポジションは通常の目線の高さで撮影することです。
ローポジションはかがんだ状態、もしくは地面に這うくらいの低い位置で撮影することです。

アングルとは、撮影するときのカメラの角度のことです。
上の図だとハイポジションハイアングル、ローポジションローアングルになってしまっていますが
どのポジションでもカメラの角度が上を向いていたらローポジション(上にある被写体を見上げて撮影する)
カメラの角度が下を向いていたらハイポジション(下にある被写体を見下げて撮影する)です。
構図を工夫することにより画全体のアイテムの配置をすっきりとさせたりアイテムの配置による効果を期待することはできますが、
より演出力の高い画を作るためには構図を決める際に意識するとよいことがたくさんあります。
次は構図を決める際に意識すると良い点についていくつかご紹介します。