カメラの基本機能
ここではカメラの主な機能について説明します。
私の持っているカメラで説明をしますが基本的にどこのメーカーのどの機種でも同じです。
(ボタンの場所や設定の方法は違いますが・・・)
説明に使用しているカメラはOlympus PEN E-P1です
まずカメラの各部位の名称です。
それぞれの機能について説明します。
撮影モードダイヤル
撮影モードの切り替えをするためのダイヤルです。
主な撮影モードは以下のとおり。
Auto
自動モード。
カメラが自動で光の量やシーンを判別し適切に設定してくれる。
失敗が少ないため初心者でもそれなりの画が撮れる。
P
プログラムオートモード。
絞りとシャッタースピードをカメラが自動で適切に設定してくれる。
絞りとシャッタースピード以外はユーザで設定が可能。
A
絞り優先モード。
絞りの値をユーザが設定可能。
設定された絞りの値に適したシャッタースピードをカメラが自動で設定してくれる。
絞りにこだわった画を撮影したい場合に適している。
S
シャッタースピード優先モード。
シャッタースピードの値をユーザが設定可能。
設定されたシャッタースピードに適した絞り値をカメラが自動で設定してくれる。
動きに敏感な画を撮影したい場合に適している。
M
マニュアルモード。
絞り・シャッタースピードその他すべてをユーザが設定できる。
どんな画もユーザの望むように撮影できるが、慣れないと撮影条件の設定が難しい。
どのカメラにもこの5つは必ずあるはずです。
撮影モードの説明はのちほど。
シャッターボタン
シャッター。
半押しと長押しで機能が異なる。
自動フォーカスモードの場合、一般的に半押しでピントを合わせ長押しで撮影を行う。
露出補正ボタン
露出補正を行うためのボタン。
設定した撮影モードで撮影すると露出オーバー、もしくはアンダーになってしまう場合
この露出補正ボタンである程度露出の補正ができる。
AEL/AFLボタン
オートフォーカスロック(AFL)・もしくは測光ロック(AEL)を行うためのボタン。
被写体にピントを合わせたあと構図を変える際に使用するのがAFL
測光した場所での露出にあわせたまま構図を変える際に使用するのがAEL
メインダイヤル(十字ボタン)
ISO設定・WB設定・AFエリア設定・連射、セルフタイマーの機能がそれぞれ上下左右に割り振られている。
(この順番等はメーカーや機種により異なる)
撮影モードをきめた後詳細設定をするために使われるダイヤル。
設定を選択する際の十字キーとしても使用される。