商品写真を撮影するのに、デジカメ CANON X10 等で撮影をするが、50cm より近くに寄せると、標準でついているレンズだと、うまく撮影ができない。 超広角レンズかマクロレンズが必要かと思ってましたが、接写リングというものがあって、画質を悪化させることなく、標準のレンズでマクロ撮影ができそうななおで、これだ!! と
kenko 接写リング 12mm 20mm 36mm を購入、確認内容は C/AF なのでCANON EOSで使用ができる!! 商品が到着して、さっそく試写をしようかなと、CANON カメラ本体に接写リングを取り付け、そこに
標準レンズをつける、ところが接写リングはすぐにCANON本体に取り付けられるのですが、なぜか標準レンズ本体が接写リングにつけられない。 接写リング側は12mm を付けて、その上に20mm を付けることが簡単にできるのですが、なぜか標準レンズは取り付けられない、いろいろと試行錯誤してみたが、不可能でKenko 接写リングはEOS対応となっているのに、看板に偽りありか! と思って、接写リングせっかっく購入したのに使えないと、落胆仕切りでした。標準レンズがつかないので、レンズの種類を何気なくみたら、EF-S と書いてあります。 EF対応だから
EF-Sも互換あると思っていたのですが、私もう1本 26m-80m のレンズを持っていたので、そのレンズを持ち出して、種類をみたら、このレンズはEFレンズでした。 そして接写リングにつけたらなんと見事に装着できました。
EOS OKとなっているのに、 EF-Sが使えない、ちょっと調べてまとめてみました。
Canon デジカメ 交換レンズの種類
まずは、CANONのレンズの種類がいくつかあるので、それをまとめてみました。
1. EFレンズ
特徴
- 1987年に登場した「フルサイズ対応」のレンズマウント。
- フルサイズ & APS-C 両方のEOS一眼レフカメラに装着可能。
使用できるカメラ
✅ フルサイズ一眼レフ
- EOS-1Dシリーズ(例:EOS-1DX Mark III)
- EOS 5Dシリーズ(例:EOS 5D Mark IV)
- EOS 6Dシリーズ(例:EOS 6D Mark II)
✅ APS-C一眼レフ(クロップされるが装着可能)
- EOS 90D
- EOS 8000D
- EOS Kissシリーズ(例:EOS Kiss X10)
注意点
- APS-Cのカメラに装着すると、画角が約1.6倍にクロップされる(例:50mmレンズ→80mm相当)。
- 一眼レフ用なので、ミラーレス機(EOS Rシリーズ、EOS Mシリーズ)にはそのまま装着不可(マウントアダプターが必要)。
2. EF-Sレンズ
特徴
- APS-C専用のレンズで、フルサイズカメラには装着不可。
- 軽量・コンパクトで、初心者向けカメラに多く採用。
使用できるカメラ
✅ APS-C一眼レフ
- EOS Kissシリーズ(例:EOS Kiss X10, X9i)
- EOS 90D
- EOS 8000D
注意点
- フルサイズ一眼レフ(例:EOS 5Dシリーズ)には物理的に装着できない。
- 一眼レフ用なので、ミラーレス機にはそのまま装着不可(アダプター必要)。
3. EF-Mレンズ
特徴
- **EOS Mシリーズ専用(APS-Cミラーレス)**のレンズマウント。
- 小型・軽量設計で、持ち運びやすい。
使用できるカメラ
✅ EOS Mシリーズ(ミラーレスAPS-C)
- EOS M6 Mark II
- EOS M50 / M50 Mark II
- EOS M100, M200
注意点
- 一眼レフ(EOS一桁~二桁シリーズ)には装着できない。
- RFマウント(EOS Rシリーズ)には装着不可。
4. RFレンズ(参考)
特徴
- フルサイズミラーレス用に設計された新しいマウント。
- EF-M、EF-S、EFとは互換性がない(マウントアダプターが必要)。
使用できるカメラ
✅ フルサイズミラーレス
- EOS R3, R5, R6, R7, R8, R10 など
✅ APS-Cミラーレス
- EOS R50, R10, R7 など
5. まとめ(カメラとレンズの互換性一覧)
レンズマウント | 対応カメラ(ボディ) | フルサイズ対応 | APS-C対応 | ミラーレス対応 |
---|---|---|---|---|
EF | 一眼レフ(EOS 5D, 6D, 90D, Kiss等) | ✅ | ✅(クロップされる) | ❌(アダプター必要) |
EF-S | APS-C一眼レフ(EOS Kiss, 90D, 8000D等) | ❌ | ✅ | ❌(アダプター必要) |
EF-M | APS-Cミラーレス(EOS M6, M50等) | ❌ | ✅ | ✅(専用カメラのみ) |
RF | フルサイズ&APS-Cミラーレス(EOS Rシリーズ) | ✅ | ✅ | ✅ |
EF用 と EF-M はマウントが違うと思っているので、Mは気を付けるようにしていて、むしろ EFレンズとEF-S は互換があると思ってました。互換があるのかないのかという観点では、互換があるのですが、EF専用マウントになっている場合は MF-Sは付けられないのですね!これ気を付けなくては、Kenko 接写リングは C/AF となっていると
EOS対応可 C/AF なのでEF-S EFレンズは使えると思ってた! kenko 接写リングはEFレンズ専用です。
6. アダプターを使う場合
✅ EF → RF(ミラーレス用)
- 「EF-EOS Rマウントアダプター」を使えば、EF・EF-SレンズをEOS Rシリーズで使用可能。
✅ EF → EF-M(APS-Cミラーレス用)
- 「EF-EOS Mマウントアダプター」を使えば、EF・EF-SレンズをEOS Mシリーズで使用可能。
❌ EF-MレンズをEFやRFカメラに使う方法はない(逆アダプターなし)。
7. おすすめの使い分け
- フルサイズ一眼レフ(5D, 6D) → EFレンズ
- APS-C一眼レフ(Kiss, 90D) → EF-S or EFレンズ
- APS-Cミラーレス(EOS M) → EF-Mレンズ(アダプターでEFレンズも可)
- フルサイズミラーレス(EOS Rシリーズ) → RFレンズ(アダプターでEFレンズも可)
Kenko 接写リング エクステンションチューブとも言います。
まず最初に、Kenkoの接写リング(エクステンションチューブ)C/AF版は、EFマウント対応ですが、EF-Sレンズには装着できない仕様になっています。
なぜEF-Sレンズには装着できないのか?
- 物理的な形状の違い
- EF-Sレンズは、EFレンズよりも後玉(レンズの後部)がカメラ内部に深く入り込む設計になっています。
- 一方で、EFマウント用の接写リング(Kenko C/AF)は、フルサイズのEFマウント規格に基づいた設計のため、EF-Sレンズの突出部分が干渉し、装着できません。
- Kenkoの接写リングの設計
- Kenkoの接写リング C/AFはEFマウントの電気接点を延長する仕様であり、EF-Sの形状には対応していません。
- メーカーの公式仕様としても、EF-Sレンズは非対応とされている場合が多いです。
- カメラ側の対応
- EF-SレンズはAPS-C専用なので、フルサイズのEOSボディには物理的に装着できません。
- それに対し、EFレンズはフルサイズ・APS-C両対応のため、Kenkoの接写リングを介しても正常に装着できます。
解決策:EF-Sレンズを接写リングで使うには?
EF-Sレンズでも接写撮影をしたい場合、以下の方法があります。
✅ EF-S専用の接写リングを使用
- KenkoからAPS-C(EF-S専用)の接写リングセットが販売されているので、それを使用すれば装着可能。
✅ マクロコンバーターを使用
- 接写リングの代わりに、レンズ前面に装着するマクロコンバーターを使えば、EF-Sレンズでも簡単に接写可能。
✅ 純正のマクロレンズを使用
- 接写リングではなく、Canon純正のEF-S 35mm F2.8 Macro IS STM などのマクロレンズを使うと、より高品質な接写撮影が可能。
まとめ
- KenkoのC/AF接写リングはEF専用で、EF-Sレンズは装着不可(物理的に干渉)。
- APS-C専用の接写リングを使えばEF-Sレンズでも使用可能。
- 代替策として、マクロコンバーターやマクロレンズの利用もおすすめ。
EF-SレンズはAPS-Cカメラ用に設計されているため、EFマウントのアクセサリーと互換性がないことがあるので注意が必要ですね!
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